NICOの海外blog@Canada

カナダのトロントにワーホリさせていただいているニコから海外生活の情報を発信します!

トロントに来て驚いたこと

こんにちは、ニコです。

今日はカナダでワーホリ生活5か月目に突入した私がカナダに来て驚いたことを紹介したいと思います。

 1.マルチカルチャー

 トロントに渡航する前にエージェントさんに話を聞いたり、インターネットで調べたりしたときに、まず紹介されているのがトロントはマルチカルチャーな都市であることです。日本からトロントに来てすぐに多国籍の文化が入り乱れている年なんだということを実感しました。私は3か月間語学学校に通っていましたが、日本人が3割ほどととても多かったです。そのほかは韓国人、台湾人、中国人が半数以上を占め、あとはブラジルやメキシコ、コロンビアからの生徒もいて、10人~15人程度のクラスに7~12人ほどアジア人、残りの数人がほかの国から来た生徒という感じでした。トロントに住んでいると英語以外に日本語はもちろん、韓国語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語など様々な言語を耳にする機会が多く、生活のいろいろな場面で文化の違いに触れる機会があります。トロント市内にはチャイナタウン、コリアンタウン、リトルイタリー、ジャパニーズタウンなどいくつものエリアがあり、各国の食事や生活などの文化とそれぞれ違った雰囲気を味わうことができます。積極的になれば(outgoing とよく表現されます。)世界各国の友人を作ることも可能です。

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2.ペットについて

 トロントで生活していると犬を連れて歩いている人をよく見かけます。普通に散歩していたり、ランニングしていたり、カップルや家族と一緒だったりとさまざまですが、とにかくとてもペットフレンドリーな街です。犬アレルギーの人は大丈夫なのかな?と心配になるほど、犬はどこにいくのにも一緒で大切に育てている方が多い印象です。動物好きの私としては毎日どこかでかっこいい、かわいいワンちゃんたちを見ることができてこの上ない幸せです。笑

 どこまでペットフレンドリーかと言いますと、まずペットが公共の建物に入ることができます。もちろんみなさんリードをつけていますが、日本のようにケージや専用のバッグやリュックに入れることなく普通に歩かせています。地下鉄やバスなどの公共の交通機関はもちろん、ショッピングモールや街中のお店などどこにペットと入っても誰も文句はいいません。とても自然な光景でペットは家族という言葉がぴったりです。飲食店に関しては店側も飼い主側も衛生面を理解していて店内にペット入れることはありませんが、パティオ(トロントにはパティオと呼ばれる外の席を持つお店がとてもおおいです。)ではペットとともに食事を楽しむ飼い主をみかけることもあります。

 街の服屋さんや雑貨屋さんなどの店先に犬用の水をいれたボールを置いていることもあります。気になるワンちゃんがいれば気軽に飼い主さんに話しかけてみてください。ほぼ嫌な顔をされることはないでしょう。名前や犬種などを聞く会話をするのもいいですし、触ってもいいか確認すればほぼ「いいよ(^^)」と返事がもらえることでしょう。日本は小さな犬種が好まれる傾向にありますが、トロントではハスキーやゴールデン、チャウチャウやビアデッドコリーなどの大型犬も好まれ、よく見かけます。公園にはドッグランが設置されているところもあり、とても犬にやさしい街だなと日々実感します。

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ゴールデンレトリーバー

3.タトゥーについて

 トロントはかなりの割合でタトゥーを入れている人をみかけます。実際はわかりませんが街を歩いていての体感的には6~7割の人が大なり小なりいろんなタトゥーを入れています。年配の方は少ないですが、20代~40代ぐらいの方は多く入れている印象です。日本は入れ墨に敏感で、ヤ〇ザの人たちが入れているといった怖い、危ないといったマイナスなイメージをもつ方が多く、公務員や職場によってはタトゥーがあるかをチェックされたり、温泉では入浴を断られたりすることもありますよね。しかしトロントはタトゥーは怖いもの、悪いものではなく個性といったとらえ方です。これはトロントだけではないと思いますが、私は海外で生活するのがトロントがはじめてだったのでかなり文化の違いを感じました。ちなみに私も入れたいなと思ったことは今まで何回もありましたが、温泉大好き人間なのであきらめていました。笑 タトゥーショップも多く、トロントに来てから入れる日本人も多いみたいです。

 トロントに来て1週間ぐらい経ったある日ダウンタウン(栄えているエリアをほかの国や地域同様トロントでもダウンタウンと呼びます。)で地下鉄の駅から出たときに急病人がいたのか担架をもった救急隊4人が横切りました。男性2名、女性2名の救急隊員でしたが4人全員が腕や首回りなどの見えるところに大きなタトゥーを入れていました。ちなみに救急隊員がピアスやネイルをしていて髪もファンキーな感じに染められているのにも驚きました。その時本当に人は見た目じゃないなとしみじみ感じました。

 トロントに住んでいる人は自分自身を誇りに思っていて、自信にあふれている印象で自分(自分自身だけでなく家族や自分のルーツや好きなものなど)を表現したり大切なものを思い出したりする手段としてタトゥーを入れている人が多くいます。ユニークなデザインやかっこいい、かわいいデザイン、きれいなデザインのタトゥーを見かけたら声をかけてみるのもいいかもしれませんね。カラフルなタトゥー(ホットドッグやハンバーガーのタトゥーを見たことがあります・o・)や写真みたいな細かいデザインのタトゥーを入れている人もいっぱいで見るのも楽しいですよ。(変にじろじろみるのは控えてくださいね。笑)

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4.マリファナについて

 日本では非合法のマリファナ(marihuana:マリウァナといった感じで発音します。)ですが、カナダでは2018年10月17日に合法化され、買うことのできる場所や量は決められていますが、公共の場でもマリファナを吸うことができるようになりました。私は鼻がきくのでたばこも苦手で、マリファナはたばことは違い独特なにおいがあるため近くで座れると気分が悪くなります。マリファナはたばこよりも健康被害が少なく、依存性も低いと言われていますが、人によるので吸わないのが一番健康だと思っています。なぜ合法化されたかと疑問に思うと思いますが、正解は政府がお金を作るためです。マリファナを合法化すればそれに伴う多額の税金を回収できるため合法化に踏み切ったといわれています。日本で何も吸っていなくても現地の友人に勧められて始めたという人もいますので、合法化された今、マリファナはトロントに住むにあたってとても身近な存在になっています。マリファナデイがあり、その日は愛好者みんなが集まってマリファナを楽しみ、街が煙だらけ、マリファナのにおいでいっぱいになります。

 たばこのように安全に楽しんでいる人もいれば吸いすぎておかしくなってしまっている人もいるので油断せず気を付けましょう。

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http://darkroom.baltimoresun.com/2016/04/marijuana-users-celebrate-the-plants-unofficial-420-holiday/apphoto_marijuana-rally/

 

 このほかにもトロントに住んでみて驚いたことや面白いなと感じたことは多々ありますが、とりあえず、とても印象に残っている4つをご紹介しました。

今後もよろしくお願いします。ありがとうございました。