NICOの海外blog@Canada

カナダのトロントにワーホリさせていただいているニコから海外生活の情報を発信します!

トロントワーホリ渡航までの流れ

こんにちは、ニコです。

今日はワーホリをしようと考えてから実際にカナダに来るまでを説明していきたいと思います。

 

 

1.ビザについて

 私は 2019年3月30日にワーキングホリデービザ(正確にはワークパミット)でカナダに入国したので4か月がたとうとしています。カナダでのワーホリの滞在期限は入国後1年間なので、来年の3月29日までビザが有効ということになります。

 カナダはワーホリビザを延長することはできないので1年以上滞在したい場合は6か月間有効な観光ビザを利用するか学生ビザか就労ビザに切り替える必要があります。観光ビザに切り替えるとカナダから旅行などで出国したあと6か月のビザ有効期間中であっても同じビザを使用して入国することはできません。(これは空港のスタッフによって通れる場合とそうでない場合があるようです。)学生ビザは語学学校や専門学校や大学などの学校に通っていることを証明する必要があり、照明の際には弁護士さんを通すことが勧められています。就労ビザは就職先からのサポートが必須で、ただバイトをしているだけではフルタイムだとしてもビザがおりることはありません。結婚や事実婚であることを証明してビザを取得する方法もありますが、観光ビザと学生ビザ以外は手続きが煩雑で1年以上かかる場合があります。ビザ申請中はカナダから出ることは推奨されておらず、いったん出てしまうと再入国を断られる場合もあります。

2.ワーホリを知ってから

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 まず、私がワーホリを考えるようになったのは今から約5年ほど前です。SNSで「今からでも遅くないワーホリ」といった広告を目にし、その時私はワーホリという言葉を初めて聞きました。海外で仕事をすることは考えていませんでしたが、海外旅行や海外滞在には何となく魅力を感じていたのでいいな、してみたいなと思いました。しかし日本で正社員として仕事もしていたので自分にはできないことだなと思っていました。

 しかし社会人になってから学生時代と比べると金銭的余裕ができ、海外旅行に行くことも増えてきました。初めての海外旅行は同僚と韓国プサンに行きましたが言葉が通じないことの歯がゆさやおもしろさを感じ、それから海外旅行が好きになりました。旅行を重ねるにつれ、年々海外に住むことへの興味やあこがれが強くなっていきました。

 

3.ワーホリを身近に感じたとき

 3年ほど前にオーストラリアでのワーホリを経験した先輩が職場に復帰し、話を聞いてみるとワーホリを身近に感じることができ、自分でも可能なんじゃないか仕事を辞めて海外に一度住んでみるのもいい経験になるんじゃないかと考えるようになりました。先輩は海外で住むことや日本以外の文化にふれること、いろんな国の人々に出会うことの楽しさを話してくれ、今後は日本で貯金してイギリスに留学したいと話してくれました。その時ワーホリ経験者でなくても人生の先輩方に相談し話を聞く機会があり、人生1度きりだから海外行っちゃえばいいよ!という言葉に(本当にこんな感じの軽い言い方でした笑)背中を押され、このまま日本で同じ仕事を定年まで続けることよりもワーホリに行くことへ自分の気持ちが向いていきました。
 せめて海外旅行で困らないくらいの英語力をあげたいなと思い、私は5年ほど前から英会話カフェに月に3~4回のペースで通っていました。一生懸命勉強するタイプではなかったのでレッスンは楽しかったですが、英語はあまり伸びませんでした。まわりの生徒も海外留学経験者やこれから留学や仕事で海外へ渡航する予定で英語を勉強しているという人が多かったことも渡航へのハードルが下がった一因です。

 

4.ビザ取得手続き開始

 2年半ほど前の2017年11月はじめにカナダのワーホリのビザを取得する手続きを開始しました。ビザを取ろう、行動してもみようと思って手続き開始しました。私は結構だらだらとしてしまうタイプなのでとりあえず取って自分を焦らそうと思いました。手続きは申請から取得まではエージェントを通さず自力で実施しました。わたしは「ワーホリシロップ」というサイトを参考にオンライン手続きを実施しましたが、このサイトはかなり細かく画像とともに説明してくれているので英語が読めない、わからない方でも手続きをすることができます。エージェントさんに依頼すると5千円~2万かかります。ただでさえ申請に2万ほど必要なのにさらにエージェントさんの代行費を支払う余裕はなかったので自分で手続きすることにしました。
 初めの申請から一通りの手続きが完了するまで1か月ちょっとかかりました。それからなんの音沙汰もなく待つこと4か月、ついに4月23日にビザを取得することができました。かなり待ち、もはや忘れたころに許可がおりたことのメールが届きかなりびっくりしました。ビザ申請してから6か月以内に渡航できたらいいなと思いましたが、許可がおりるまでに4か月かかったので仕事をやめることも伝えるタイミングを失い6か月での渡航は夢に終わりました笑
 ビザは発行後1年間有効で1年以内にカナダに入国しなければ無効となり、その後再度取得することはできません。取得する際はプランをしっかり立てた方がいいです。

 

5.ビザ取得後

 私はビザの取得後仕事をやめたい気持ちが強まっていましたが、実際にいつ渡航するかという明確な予定を立てていなかったので、気持ちが宙ぶらりんのまま仕事をしていました。しかしビザの期限がだんだん近づくと、せっかく取ったなら行かないともったいない、これを逃したら一生ワーホリでカナダにいくことができないと思い、2018年11月に上司に仕事を辞めたい旨を伝え、3月末でないと辞められないと言われたので、3月まで仕事をして有給を使わしてもらい3月末に渡航しました。(このとき有給全部使わせてもらえませんでした。ブラックでした泣)
 仕事を3月にやめることは決まっていたので

  ・2018年12月にエージェントさんを通して話を進める

  ・2019年1月に学校の決定、ホームステイの依頼

          航空券の取得(エージェントさんを通しました)

  ・2019年2月に旅行保険に加入

  ・2019年3月に役所での海外渡航の申請を実施

 そして2019年3月30日に日本を出国しカナダのトロントに向かいました。(私は安さ重視だったので直行便でなく香港経由のフライトを利用したので待機時間5時間を含め20時間ほどかかりました。)

 出国のときはビザのページのコピーと学校の入校証、ホームステイ先の情報のコピー、保険証明証を心配だったので2部ずつもっていきました。ピアソン空港では税関を通ってからすぐ右奥のビザ申請エリアに行きパスポートとビザ許可のコピーを見せると5分程度でワークパーミットの用紙を作ってくれました。その後にエスカレーターを降りて、自分の預けていた荷物をピックアップし、空港を出てタクシーでホームステイ先に向かいました。ビザを手元にもらうまではちゃんと入国できるかかなり心配しましたが、問題なく入国できてカナダに住まわせてもらう証明証をいただけて安心しました。

 

6.まとめ

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 この話は私のワーホリ開始までの流れですのであまり参考にならなかった方もいるとは思いますが、日本以外の国に住まわせてもらうというのは簡単なことではないので流れを説明しておきたかったので書かせていただきました。
 ワーホリのビザを申請してから許可がおりるまでは渡航する予定の国によって様々です。(アメリカはワーホリの制度はなく留学になります。)韓国は1日と言われたり、オーストラリアは2週間と言われていたりと様々ですが、カナダにおいては思い立って今月、来月行くというのは無理なので時間に余裕をもってワーホリの計画を立てることをおすすめします。ありがとうございました。