NICOの海外blog@Canada

カナダのトロントにワーホリさせていただいているニコから海外生活の情報を発信します!

ワーキングホリデーでカナダ、トロントを選んだ理由

今回はなぜ私がカナダのトロントを選んだかについてお話ししたいと思います。

 

  1.  日本人の希望が多い渡航先

     

  2. オーストラリアとカナダ

     

  3. カナダを選んだ理由

     

  4. バンクーバーとトロント

     

  5. トロントを選んだ理由

     

  6. トロントについて

     

 

1.日本人の希望が多い渡航先

 日本からのワーキングホリデーで人気なのはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの4か国です。
 まずイギリスについてですが、ワーホリの申請許可がおりると2年間滞在できます。しかし、毎年1000人の定員制(変動はします)で毎年1月と7月に応募、抽選が行われます。応募期間は毎年指定される2日間のみで希望渡航日の6か月前から申請できるようです。なのでイギリスはほかの国に比べるとワーホリビザ取得が難しい傾向にあります。
 ニュージーランドについては自然が好きな方でのんびりと過ごしたい方が希望する傾向がありますが、大都会ではないのでバイト探しに苦労するというのをエージェントさんから聞いたことがあります。しかしジャパニーズレストランも多くあるのでそこで働くことも可能です。ワーホリ渡航にかかる費用は安く、物価も他の3か国に比べると休めと言えるでしょう。
 

2.オーストラリアとカナダ

 私の選択肢としてはオーストラリアかカナダでした。オーストラリアもカナダもどちらも治安はいい方で住んでいる方々もフレンドリーで旅行者や移民者に対して親切に対応をしてくれることが多いのが素晴らしい点です。(私はオーストラリアにいったことがないのですべて友人やエージェントさんに聞いた話になります。)

 カナダは9月から寒くなりはじめて4月くらいまではマイナスになることがあるほど冬が長く、今年の冬はマイナス30度の日もあったそうです。(年によってさまざまでマイナス10度くらいの年もあります。)一方、オーストラリアは年間を通して温暖で海で泳ぐこともできますし、観光地としても人気なのでかなり過ごしやすいようです。
 

3.カナダを選んだ理由

 私がカナダを選んだ理由としては大きく2つあります。1つ目はアメリカンイングリッシュであることです。オーストラリアはブリティッシュイングリッシュであり、なまりもカナディアンに比べると強いと聞いたので、初心者のわたしにはカナダの方がいいかなと思いました。トロントはマルチカルチャーであり、チャイナタウンやコリアンタウン、ジャパニーズタウン、リトルイタリーなどの各国の特色が強いエリアを持っています。実際トロントに住んでいるとネイティブのカナディアンと話すよりも各国のいろいろなアクセントの英語を聞くことが多いです。カナダの地域によっても様々なのでそういった点も考慮すると渡航後にギャップを感じることが少なくなるかと思います。現代は様々な国で英語が使われているので、日常生活や仕事で毎回きれいなアクセントの英語を聞けるわけではないので、いろいろなアクセントの英語に耳を鳴らすことが出いるのはリスニング力も伸びていいことだとポジティブに考えています。また、いろいろな国の人々が集まっているので他国の人と関わるのにオープンで、様々な文化をしることができるのは新たな発見があって楽しいと思います。

 2つ目はアメリカやヨーロッパが近いことです。フライトも短く、運賃も安いので気軽に行くことができます。旅好きの私としては安くいろんなところにいくチャンスがあるというのはかなり魅力的でした。
 

4.バンクーバーとトロント

 カナダでワーホリをするならバンクーバーかトロントを選ぶ方が多いです。バンクーバーは雨は多いですが冬はトロントより気温が高いこともあり気温に関しては住むには良いですし、トロントよりも自然が多く、のんびりと過ごしたい方に人気です。もちろんバンクーバーはトロントに次ぐ都市なのでバイト探しやコミュニティ作りに困ることはないと思います。アメリカの西海岸側が近く旅行にも気軽に行くことができます。私は実際にエージェントさんにトロントでの生活を楽しんだ後は冬にバンクーバーに移動するのもいいんじゃないかと勧められました。トロントに住んでいる人はバンクーバーは雨が多く、ほとんど曇っているから勧めないとは言われましたがまだ冬にどうするかは決めていません。
 

5.トロントを選んだ理由

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トロント

 私がバンクーバーでなくトロントを選んだ理由は3つあります。1つ目はバンクーバーに比べ日本人の割合が少ないことです。トロントでも外にでかけると日本人をみかけない日はありませんが、トロントに住んでいる人がバンクーバーに行くと日本人の多さにかなりびっくりするという話はよく聞きます。渡航前は日本人の割合は15%以下と聞いていたのに、実際は語学学校のクラスでは30%ほどが日本人でした。さらに30%ほどが韓国人で、あとは中国人と台湾人もいたので80%ほどはアジアからの留学生でした。

 2つ目の理由はバンクーバーと比べると都会であることです。私は都会に住む方が好きで、トロントに住んでいると生活に困ることもありませんし、お店やレストランも充実していて楽しめます。イベントも多く夏には毎週どこかでいろんなイベントが開催されています。アーティストのライブやフェスもバンクーバーより多いです。

 トロントに住んでいて意外だと感じたのはトロントは都会だけれど自然が多いということです。玄関口のユニオン駅近くやダウンタウンには高層マンションやビルも多いですが、市内のほとんどの大通りには木が植えられており、公園も多く、1戸建ての家も多くいので、庭に木を植えていたり、ガーデニングする人も多いです。ですので、トロントに住んでいて緑を感じたいな、まったりしたいなと思ったときは出かければいくらでも自然を楽しむことができます。

 3つ目は旅行です。トロントからニューヨークやシカゴ、フロリダに旅行する方が多く、特にニューヨークは飛行機で1時間半で行くことができ、探せば片道2万円以下のフライトも多く見つけることができます。バスでは8~10時間かかりますが50ドル程度で行くこともできます。運が良ければ1ドルのバスを予約することもできるみたいです。(窮屈で乗り心地はあまりよくないようですが)カナダ国内ではナイアガラの滝やケベック、モントリオール、オタワが近く、観光地として人気で日帰りや2,3日の気軽な旅に最適です。

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ナイアガラ

 

6.トロントについて

 最後にトロントについてお話します。トロントはカナダのオンタリオ州の州都でカナダ最大の都市であるとともに北米で5本の指に入る住みやすい都市に選ばれています。トロントは映画館や美術館、劇場、舞台芸術センターなどが多くあり、50以上のバレエやダンスの団体に加えオペラ団体や交響楽団ももっています。芸術に長けた都市といえ、多くのコンサートやイベントが開催され気軽に楽しむことができます。

 スポーツはバスケットボールやアイスホッケー、野球が特に有名でバスケットボールチームのラプターズは2019年NBAで見事優勝をかざりました。その時のトロントの一体感や盛り上がりはすごく優勝パレードも開催されました。

 市内には公共施設が多く、図書館や体育館、ジム、バスケットコートやテニスコートをもつ公園もトロントに住んでいれば誰でも無料で利用することができます。施設の数もかなり多く、トロントに住んでいると外出する目的として公共施設を利用する人も多くいます。

 トロントからの旅行先としては前述したニューヨーク、シカゴ、フロリダに加えて、キューバやメキシコ、ブラジルなどの南米やフランス、イギリス、スペインなどのヨーロッパへも安く気軽に渡航できます。カナダのイメージとしオーロラが見れると思われている方も多いと思いますが、有名なイエローナイフなどはトロント側からは遠いため、アイスランドにオーロラを見に行く方も多くいます。アイスランドはイギリスの北西に位置し、市内からオーロラをみることができるため人気のようです。

 

 

 もちろん日本から渡航すると多くのカルチャーショックをうけるとは思いますが、トロントは魅力いっぱいの街ですので、留学やワーホリの候補にいれてみてはいかがでしょうか?ワーホリの渡航先を悩んでいる方にとって役に立てば幸いです。これからもトロントからいろいろな情報を発信していきますのでよろしくお願いします。