NICOの海外blog@Canada

カナダのトロントにワーホリさせていただいているニコから海外生活の情報を発信します!

トロントの天気

 

こんにちは、ニコです。

今日はトロントの気候とベストシーズンについてお話します。

 

 1.四季

 トロントにも四季はありますが、夏が短く冬が長いのが特徴です。ざっくり分けると春4月5月、夏6月~8月、秋9月10月、冬11月~4月(春と夏は1か月ほど遅れることもあります。)です。トロント出身の方に話をきくとトロントの気候は毎年大きく変動し、冬の最低気温も年によってかなりの差があるとのことです。

 2019年に関してはマイナス30度を以下を記録し、しっかりと防寒していても外に出るのは危険だったそうです。私は4月ごろに来たので渡航前にエージェントさんに行ったら春だから過ごしやすくていいですね。と言われていました。実際にトロントに着いた日はマイナス3度ぐらいで街は銀世界でした。笑 厚手のアウターを着ていたこともあり、それほど寒くは感じませんでした。ホームステイ先の家の中は、家全体で快適な温度を保つ暖房設備を使用しているので自分の部屋だけを自由に温度調整することはできませんでしたが、寒さを感じることなく快適に過ごすことができました。

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 春は待てど暮らせどなかなか来なかった印象です。日本だと4月は暖かく、桜も咲き始め春を感じることができる月だと思いますが、今年のトロントは少し暖かくなったと思えばまたマイナスの日があったりでなかなか春が来ず、桜のシーズンはなんと5月の2週目ぐらいがピークでした。

 トロントは公園が多く、桜を植えているところもあるのでお花見シーズンには多くの人でにぎわいます。(桜のことをcherry blossam チェリーブロッサムと言います。お花見という直接的な言葉はありません。ハナミで通じることもあります。)日本のお花見は朝早くからレジャーシートをひき、場所取りをしてみんなで集まったら持ち寄ったご飯をたべたり、お酒を飲んだり、場所によってはBBQをしたりでき、朝から夜まで楽しむことができますよね。しかしトロントではどちらかというと散歩の延長か外でのお茶会といった感じでわいわいがやがやと騒がしいわけではありません。トロントではレストランや家以外の公共の場所で飲酒をすることは法律で禁じられていますので、桜を見ながら、お酒を楽しむことはできません。トロントの桜は日本の桜と比べると色味が薄いですがとてもきれいですので春にトロントに来られる方はお花見に出かけてみることをおすすめします。

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High Park 桜

 は日差しが強く日向をあるくとすぐに焼けてしまいます。日本と比べてかなり日差しが強いので、帽子やサングラスは必須です。日本ではみなさんあまりサングラスをかける習慣がないと思いますが、トロントでは日差しから目を守るために(特に白人さんや色素の薄い人はダメージを受けやすいので)日常的にサングラスを使用しています。サングラスを売っているお店も多いのでこちらに来た際は自分に合ったサングラスを探してみるのも楽しいと思います。

 夏は30度を超える日もありますが、基本的には28度前後で湿度も50%ぐらいの日が多いのでとても過ごしやすいです。もちろん湿度が70%を超える日や雨の日もありますが、日本の梅雨のような雨が多いシーズンはなく、雨が何日も降ることもありませんし、雨の日でも1日中降ることは少ないです。ただ注意してほしいのは風が強いことです。トロントは年中風が吹いており、そのため天気がかなり変わりやすいです。雨が70%くらいの予報でも晴れたりすることもよくあります。天気予報はこまめにチェックしましょう。

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 は9月ごろからで10月になると寒い日も出てきます。モントリオールやケベック、オタワはトロントより北に位置しており、秋になるとトロントよりもかなり冷え込みます。観光で訪れる際は夏のうちに計画するとよいでしょう。3つの街をすべて訪れることができるツアーもトロントから出ていますのでぜひあたたかく過ごしやすいうちに行っていてみてください。わたしもまだ行っていないので夏のうちに行きたいと思っています。行ったあとにはブログに書かせていただきますね。

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 は11月~3月と長く(日本から渡航した私には2019年は4月も冬だなと感じました。)1年のうちの多くを冬のシーズンが占めています。前述したとおり年によって気温は様々ですがマイナス10度を超えると外をあるくのはかなり億劫になってきます。よく、トロントは地下の施設が多く、冬でも困らないというのを耳にしますが、実際はそんなことはありません。地下街は日本の方が充実しています。日本の大都市の地下鉄のように駅からとなりの駅へ地下街でつながっていて地上にでなくても買い物や乗り換え、長い距離の移動ができるということはありません。日本の交通機関、地下街文化は素晴らしいと思います。笑 ダウンタウンの利用者の多い駅にはショッピングビルとつながっている場合も多いですが出口もさほど多いわけではないので(日本みたいに出口が20か所も30か所もあるわけではありません。)目的地にもよりますが、地上での移動は必要になってきます。

 冬はかなり冷え込むので有名なカナダグースをはじめ、モンクレーなどの厚手のダウンやアウターが必要があります。マイナスを経験したことがない方には未知の世界だと思いますが、私は韓国に行かせていただいたときにマイナス13度を経験し、本当に限界を感じました。-10度を超えると寒いを通り越して痛さを感じます。顔が空気にふれると痛いのでマフラーで目以外防御していました。笑 トロントは1月2月が最も冷え込むのでそのシーズンに渡航するのは避けた方がよさそうです。私は冬の寒さに耐えることができなければバンクーバーに移るか、どこか暖かいところに逃亡するか日本に帰国しようと考えています。(私は末端冷え性がひどく、日本でも冬は出不精になるほどなので、今から冬が怖いです。笑)

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2.ベストシーズン

 トロントのベストシーズンはずばり7月、8月です!!!外に出るだけで笑顔になるほど快適な気候で、街は緑にあふれ、気温が高い日には湖やプールを楽しむことができます。トロントの夏のおすすめ観光地は

 トロントアイランド(Toronto Island)

 ハイパーク(High Park)

 ウッドバインビーチ(Woodbine beach)

で、遠出する場合は

 ナイアガラの滝(Niagara Falls)とナイアガラレイク(Niagara on the Lake)

 ワサガビーチ(Wasaga each)

 トバモリー(Tobermory)

 アルゴンクインパーク(Algonquin Provincial Park)

 ケベック(Quebec)、オタワ(Ottawa)、モントリオール(Montreal)

が人気です。ナイアガラの滝やケベック、オタワ、モントリオールはトロントからツアーがでているのでぜひ探してみてください。

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Niagara Falls

 トロントでは夏の間毎週どこかでフェスティバルやフェスなどのイベントが開催されているので、夏にすることがなくて困ることはありません。トロントのイベント情報はblogTOのサイトかアプリで確認することができますのでトロントにお越しの際はチェックしてみてください。

www.blogto.com

 

 

まだまだ夏まっさかりのトロントからの情報は役にたったでしょうか?ぜひベストシーズンに合わせて旅行、トロント生活を楽しんでくださいね。ありがとうございました。